長谷川選手の引退試合に思う
引退試合凡打で、ベンチでギアをたたきつけるほど
悔しがる人がいるのか
正直驚きました
ここ一週間で
日本ハム・斎藤投手、西武・松坂投手、ソフトバンク・長谷川選手
の引退試合を見ることになった
まず私の基本的な考えとして
1、公式戦はあくまで真剣勝負の場である(順位などが決まったあとは別)
2、公式戦はプロとしての技術、気持ち、その他何かを見せる場である
というのがあります
そういう意味では結果的には大きな影響はなかったものの
全員が混戦が故の影響でまだまだ順位も決まらないなかでの
引退試合やや疑問が残りました
二人の投手は全盛期を知るものとしてはもちろん
おおよそプロとしてのボールではない投球でした
もちろんこうなったから投げられない、という姿を見せるのも
意味はあるのかもしれません。
が、ならば公式戦では無いと思います
そんななか今日の長谷川選手
負けたらCS進出がなくなる0-0の7回代打で出場
内野ゴロで1塁にヘッドスライディング
正直、これで「ナイスファイト」で十分だと思ってましたが
ベンチに帰ってきてギアをたたきつけて悔しがる姿
全く「お疲れ様」てきな笑顔もありませんでした
そんな悔しがりようの中、次打者の甲斐が全く抑えられていた
日ハム・伊藤から2ランホームラン
気持ちがつながるとはこのことだろうと思います
帰ってきた時、長谷川も甲斐も泣いてました
今まで引退試合でホームラン打ったり
劇的なのは何回か見てきましたが
こんなにも「気持ちを置いてきた」引退試合は初めてでした
ただ、このいい試合を勝ちに出来なかったことが
今年のソフトバンクの苦戦を象徴しているということも付け加えておきます